戒様と出会ってこんなに大きいプッツンは初めてだった。

戒様から頂いた仕事のご指示・・・何とか形になったと申し上げたのは

プッツンする前だっただろうか？後だっただろうか？


金曜日にいつもの場所に来れるか？

そう戒様からお言葉を頂いたのは月曜日あたりだった。

正直な気持ちを言おう・・・



不安だった・・・

まだ気持ちも体も完全ではなかった。

今、こうやって書きながら考えるとオカシイ思い込みだったのは分かる。

「仕事の話をするから、その用意をそろえて持ってこい」

そう仰ったのだから違うのはわかっていても

「めんどくせぇ・・」

そう言われる為に呼ばれてる感覚があったのだろう。
こうやって書いているとおかしいと思うが・・
その上、生理もまだ終わってない。
そろそろ終盤に入ってきてるのだが・・
使えない私・・使えない奴隷・・

前日・・木曜日の夜の気持ちだった。

昨日車で戒様のところへ向かっているときは
不思議な感覚にとらわれていた。

前に私がいる。


あ・・オカルトじゃないよ。
本当にそんな感覚だったの。
数秒後の私が前を走ってる。
それを追いかけているそんな感覚。

感覚・・・？ちがう・・・
その時は私の眼には映っていた。
数秒後の私が・・・

それを撮ろうと携帯で写真を撮る。





写るわけがない。
今考えると何をしているのか？と思う

ちょうどあと20分というところで戒様からお電話があった。
私も走りながら、「あと20分です」ってメールしようとしていた所。
ワンコールなる前に・・・でてしまった。
戒様も驚かれただろう。
私も驚く。
そして、その電話の後・・前に車が一台もなくなった。
前に走ってるのは・・・数秒後の私だけ。
数秒後の私に追いつくため、戒様をお待たせしない為
アクセルを踏む

ぎゅぅ～～～～～ん

スピードが上がる

抜かした！

思った瞬間・・・目の前がクリアーになった。
目の前の数秒後の私が消えた。

？？？

思わずブレーキを踏んだ。

なんだったんだろうか？




そうこうしているうちに戒様との待ち合わせ場所につく。
キョロキョロ・・・戒様を探す・・




いない・・・・・
戒様の車がない・・・


続く・・

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