「うん！うまい！！お代わり」

あ～私も＾＾

おーい・・・大人しく飲むはずじゃ？？？
完全に戒様と同じペース＾＾；；



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戒様もいつもの戒様と違っていた。
ペースが速いったら＾＾；

なぜか私のお酒の趣味にあう店長さん。

私どぶろくが好きなんだ～～

「私もですよ！あれうまいですよね～～～」

うわぁ～～～～なんか気が合いますねぇ～～！！！

「おかわりっ！」

か・・・戒様？？
ペース・・・大丈夫ですか？

「お・か・わ・り！」

んもぉぉ～～～～
私もっ！！←チガッ？？！！

か・・・戒様・・大丈夫？？
目がトロ～～ンとなって、目の周りが赤いですよ？

「あぁ？お前俺を馬鹿にしてるな？」

い・・いや・・だからしてないってば・・・汗

「いや。してるっ！！だからおかわり」

んとぉぉぉ・・・つながりがわからないって・・・＾＾；；
でも～私もおかわりっ！！！

店長さんとのお話もツマミになってお酒がすすむ。
お酒っておいしいつまみと楽しい会話。
それがさらにお酒をおいしくしてるんだと思います。

そろそろ戒様帰る時間ですよ。
店長さんにお礼をいって店の外へ・・

エスカレーターの方へむかっていったらいきなり戒様が

「おい。お前が襲われたときのガードを教えてやる」

も・・・もしもし？？？
戒様・・・ねね・・ここはその・・・

「ほら！やるぞ！」

か・・かいさまったぁらぁ・・・

「こう来たらこう。わかったか？」

うぅぅ・・・はい・・・

「じゃ～俺がやるからかわして見ろ」

ΣΣ(￣◇￣;)!ハウッ!?・・・今？

戒様の手が私に来る。
いわれたようにかわす。

「よし。できるじゃないか。足はこう」

いてて・・・すねに当たると痛いですよぉ～～～

「そっか。痛いか」

そう仰るとニヤリと笑う戒様・・・
か・・戒さまぁ～～～行かなきゃだめだよぉぉお～～～

ぐずる？戒様をようやく駅にまでお連れした。
ところが階段をおりた所に柱がある。
そこまで行ったら、戒様が

「ほら。やるぞ」

え？！
とまた・・・パンチが飛ぶ・・・（ゆっくりだけどね）
それをかわす私・・・
駅でパンチとキックをしているカップルって・・・＾＾；；

あまり動かれると酔いが回りますよ。

柱の裏で戒様を柱に押さえつけて？とめる。

か・・戒様・・落ち着いて～～(;￣ー￣A ｱｾｱｾ･･･

と・・・戒様が私の頭を引き寄せた。
唇と唇が重なり合う・・・
戒様が私の腰を引き寄せてるので動けない。
恥かしいのを超えて頭がぽわ～ん・・・・・
クタッと戒様にもたれる私を引き離し、ニヤリと笑う。

「さ～行こう」

んもぉぉ～～戒様ったらぁぁ～～(/ｰ＼*) ｲﾔﾝ♪
戒様の切符を買ってちょっと休憩するために珈琲ショップへ。
酔いをさまして貰うために、アイス珈琲を。
飲みながら戒様が仰った。

「今日は楽しかったか？」

ええ。もちろん私は楽しかった。
でもぉ～戒様楽しめなかったんじゃないですか？

「いや。楽しかった。お前が楽しそうにしてるのがうれしかったぞ」

ほんと？ありがとうございます。

「そういうお前を落とすのが好きなんだ。
　こんな感じの付き合いはお前が始めてだぞ。
　仕事の事までこうやって一緒にしたいと思ったのも初めてだ。」

え？そうなの？今までの人とは？

「若かったからな。
　ちゃんと付き合ったのはずいぶん前だし、
　他は数回で終わりという感じだったからな。」

うれしぃ・・・・

涙腺がヤバイ・・・・
必死にこらえる私に戒様が仰った。

「いいか？調子にのるなよ？」

え？？

「お前に出会えてよかったと思ってる。
　だからお前が喜ぶ顔を見るとうれしいんだ。
　必死になるお前を見ていたいと思うんだ。
　そういうお前をおとしめたいと思う。
　お前だからそう思えるんだぞ。
　これから一緒にいろいろとしていこう」

涙があふれてくる。
戒様がよしよしと言うように頭をなでてくれる。
私も戒様に出会えてよかった。
戒様が喜んでくださるようがんばります。

今日はとってもうれしい言葉をたくさん聞かせていただいた。
きっと酔ってないと仰ってくれないんだろうけれど、
本当にうれしかった。





Ｖ(○⌒∇⌒○) ﾙﾝﾙﾝ気分で帰る私。
月曜日にメールで「二日酔い大丈夫でしたか？」ってお聞きしたら
一日ダウンしていたそうで・・・・

「お前はどうだったんだ？」

いあぁ・・・あのくらいだとまだまだ・・・・
日本酒じゃないですからねぇ～＾＾；


ということで～～今回のお酒ガチンコ勝負は・・・・私の勝ちっ！！

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